ベンダー テストスイート(VTS)は、HAL と OS カーネルのテストを自動化します。VTS を使用して Android ネイティブ システムの実装をテストするには、テスト環境をセットアップした後、VTS プランを使用してパッチをテストします。
テスト環境の構築
Android 10 以前のテスト環境の設定については、Android 10 以前のベンダー テストスイート(VTS)とインフラストラクチャをご覧ください。
パッチのテスト
次のようにして、パッチをテストします。
- 次のコマンドを実行して、VTS ホスト側のパッケージをビルドします。
. build/envsetup.sh
lunch aosp_arm64-userdebug
make vts -j
- 次のコマンドを実行して、デフォルトの VTS テストを実行します。
vts-tradefed
tf> run vts // where vts is the test plan name
VTS プラン
次の VTS テストプランを使用できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
> run vts | デフォルトの VTS テストの場合 |
> run vts-hal | デフォルトの VTS HAL(Hardware Abstraction Layer)テストの場合 |
> run vts-kernel | デフォルトの VTS カーネルテストの場合 |
すべてのプランのリストを確認するには、/test/vts/tools/vts-tradefed/res/config.md
をご覧ください。
サポート
/test/vts/doc
にあるユーザー マニュアルをご覧ください。VTS に関して質問がある場合は、android-vts@googlegroups.com に登録してください。