一部の Android デバイスには完全なフレームワーク レイヤがないため、機能が制限されています。
Tradefed は、NativeDevice
と呼ばれるこのようなデバイスをサポートしています。
アーキテクチャ
Google のデバイス表現では、階層型アーキテクチャが使用されています。TestDevice
は NativeDevice
を拡張し、ネイティブ デバイスが完全な Android デバイスのサブセットであることを反映しています。
この実装では、デバイスの状態の検出とデバイスの可用性のさまざまな状況が自動的に処理されます。
サポートを有効にする
仮想デバイスの場合と同様に、NativeDevice
が Tradefed によって起動される場合は、次のオプションを使用します。
base-device-type-request = 'NATIVE_DEVICE'
デバイスがすでに存在する場合は、Tradefed の起動時に NOTIFY_AS_NATIVE
環境変数を設定します。NOTIFY_AS_NATIVE
は、フルフレームワークと見なされないデバイスのシリアル番号をカンマ区切りのリストとして指定します。
NOTIFY_AS_NATIVE=<serial>,<serial1> ./tradefed.sh