一般的に、指標テストは、Hardware Abstraction Layer(HAL)の実行や、低レベルのシステム サービスとの直接のやり取りに使用されます。継続的なテストサービスを活用するには、指標テストを google-benchmark フレームワークで構築する必要があります。
例
指標テスト モジュールの設定例については、bionic/benchmarks/bionic-benchmarks をご覧ください。
ステップの概要
- テスト モジュール構成ファイルでは、
BUILD_NATIVE_BENCHMARK
ビルドルールを使用して、google-benchmark の依存関係が自動的に含まれるようにします。 テスト モジュールを make でビルドします。
make -j40 bionic-benchmarks
Trade Federation テストハーネスを使用して自動インストールと実行を行います。
make tradefed-all -j tradefed.sh run template/local_min --template:map test=bionic-benchmarks
次のように手動でインストールして実行します。
生成されたテストバイナリをデバイスにプッシュします。
adb push ${OUT}/data/benchmarktest/bionic-benchmarks/bionic-benchmarks32 \ /data/benchmarktest/bionic-benchmarks/bionic-benchmarks32
デバイスでテストバイナリを起動してテストを実行します。
adb shell /data/benchmarktest/bionic-benchmarks/bionic-benchmarks32