Android 13 以降を搭載したデバイスの場合、カメラ フレームワークはカメラのキャプチャ セッションのプレビュー ストリームやその他の RAW 以外のストリームでの動画の手ぶれ補正をサポートしています。この機能を使用すると、サードパーティ製アプリはカメラ プレビューと録画を比較する際に、WYSIWYG(What You See Is What You Get)を提供できます。
実装
サードパーティ アプリにこの機能を提供するには、デバイス メーカーは以下のキーのサポートをアドバタイズし、カメラ HAL にプレビューの手ぶれ補正アルゴリズムを実装する必要があります。
この機能のデフォルト設定を変更するには、createCaptureRequest
を使用してキャプチャ リクエストを作成するときに、キャプチャ リクエスト テンプレートでデフォルト値を割り当てます。
この機能のリファレンス実装については、hardware/google/camera/devices/EmulatedCamera/hwl/EmulatedSensor.cpp
で Cuttlefish の EmulatedCamera
のコードをご覧ください。
動画手ぶれ補正モードの詳細については、CONTROL_VIDEO_STABILIZATION_MODE
をご覧ください。
検証
この機能の実装をテストするには、次の CTS テストと ITS テストを使用します。
CTS:
ITS(画角と手ぶれ補正機能の品質をテスト):