Car UI ライブラリ(car-ui-library)は、OEM がカスタマイズできる自己完結型の自動車 UI ライブラリです。アプリの作成には、car-ui-library を使用することを強くおすすめします。それができない場合は、次の 2 つの方法があります。
- Android 12 以降では、car-ui-library のサブセットである
car-rotary-lib
を使用できます。 - Android 11 では、以下で説明するように、独自の
FocusParkingView
、FocusArea
、DirectManipulationHelper
を実装する必要があります。
FocusParkingView を実装する
プロジェクトに独自の FocusParkingView
を実装するか、car-ui-library からクラスをコピーできます。
FocusParkingView
を実装するには:
- ユーザー補助クラス名をハードコードし、
RotaryService
が認識できるようにします。@Override public CharSequence getAccessibilityClassName() { return "com.android.car.ui.FocusParkingView"; }
FocusArea を実装する
FocusParkingView
と同様に、プロジェクトに独自の FocusArea
を実装するか、car-ui-library からクラスをコピーできます。
FocusArea
を実装するには:
- ユーザー補助クラス名をハードコードし、ロータリー サービスが認識できるようにします。
@Override public CharSequence getAccessibilityClassName() { return "com.android.car.ui.FocusArea"; }
DirectManipulationHelper を実装する
これはユーティリティ クラスです。プロジェクトに car-ui-library からこのクラスをコピーできます。