Android Automotive オペレーティング システム(AAOS)のプラットフォームは、以下の 2 つの異なるカメラ API を提供します。
拡張ビューシステム(EVS)と CarEvsService API は、早期カメラアクセスを提供するために Android システム サービスへの依存を最小限に抑えた自動車プラットフォーム専用の機能です。この API は、後方視界などの重要な自動車カメラ エクスペリエンスを提供するシステムアプリとファーストパーティ(1P)アプリでのみ使用できます。
Android カメラサービスは、Android Camera API を使用します。Android Camera API v2(Camera2 API とも呼ばれます)は、Android カメラサービスを使用してカメラ ハードウェアとやり取りします。Camera2 は他の Android サービスと緊密に結合されており、カメラにアクセスする前に Android が完全に起動されている必要があります(ただし、特権クライアントによる早期カメラアクセスを除きます)。Camera2 API は、システムアプリとファーストパーティ(1P)アプリだけでなく、ビデオ会議などの従来のカメラ エクスペリエンスを実装するサードパーティ(3P)アプリでも使用できます。