Android 5.0 以降を搭載しているデバイスに対して managed_users
機能を宣言すると、各社の IT 部門の支援のもと、エンタープライズ環境内で使用できるようになります。これは、デフォルトの暗号化、確認付きブート、SELinux の機能強化に加えて、マルチユーザー機能、管理対象プロファイル機能、EMM(企業向けモバイル管理)アプリの導入によって実現されています。
このような機能強化により、ユーザーや IT 部門は、管理対象プロファイルを作成して、会社用のデータと個人ユーザー情報を分離できます。エンタープライズ向けデバイス管理を適切に実装する方法については、このセクションに記載しているドキュメントをご覧ください。
概要
デバイス管理を使用する手順は次のとおりです。
- マルチユーザーや管理対象プロファイルなど、主要コンセプトを理解します。
- カスタム オーバーレイ ファイルを使用して、デバイス管理を実装します。
- EMM プロバイダと EMM アプリを使用して、デバイスをテスト、検証します。