Android オープンソース プロジェクト(AOSP)のビルドはほとんどのエミュレータで利用できますが、AOSP ビルドとデバイス固有バイナリを使用すれば、Google の Nexus デバイスや Google Pixel デバイス用のビルドも作成できます。利用できるビルドと対象デバイスの一覧については、ソースコード タグとビルドをご覧ください。
AOSP ベースのビルドを実行できる SoC 評価ボードも多数あります。非モバイル コンポーネントのベンダーはこのような評価ボードを利用することによって、ドライバを開発して Android リリースに移植できます。評価ボードを使用すると、アップグレード作業が容易になり、新しい Android デバイスの製品化までの時間を短縮できます。また、ODM や OEM が幅広い種類の互換コンポーネントを選択できるようになることで、デバイスコストの削減が可能になり、コンポーネント サプライヤー間のイノベーションも加速します。
以下に示すボードは、AOSP ではサポート対象外でありテストは実施されていません。評価ボードのボード サポート パッケージ(BSP)は、ボードメーカーから直接入手できます。
DragonBoard 845c
DragonBoard 845c は RB3 プラットフォームの一部であり、96boards.org から入手できます。
db845c AOSP Wiki では、このボードでの AOSP のビルドに関するドキュメントを提供しています。
Qualcomm Robotics ボード RB5
Robotics ボード RB5 は 96boards.org から入手できます。
RB5 AOSP Wiki では、このボードでの AOSP のビルドに関するドキュメントを提供しています。
Khadas VIM3
VIM3 SBC は Khadas から入手できます。
VIM3 AOSP Wiki では、このボードでの AOSP のビルドに関するドキュメントを提供しています。