Car UI ライブラリには、アプリに実装するための 2 つの要素が含まれています。
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コンポーネント。特定の動作を実装する Java クラス。たとえば、CarUiRecyclerView やツールバーが該当します。
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リソース。OEM が独自の設計との整合性を確保するために使用できるノブを表す個別の Android リソース。上記のコンポーネントは、これらのリソースを使用してカスタマイズ可能になります。
アプリは、Car UI ライブラリを依存関係として追加することにより統合します。
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Android 9 と Android 10(
Android.mk
ファイル)では以下を追加します。LOCAL_STATIC_ANDROID_LIBRARIES := car-ui-lib
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Android 11 以降(
Android.bp
)では以下を追加します。static_libs: [ ... "car-ui-lib-bp", ]
Car UI ライブラリ コンポーネントの使用例については、packages/apps/Car/libs/car-ui-lib/paintbooth/src/main/java/com/android/car/ui/paintbooth
の Paintbooth アプリをご覧ください。
Car UI コンポーネントのスタイリング
一般的に、アプリは、データ(および場合によっては画像とアイコン)を備えることにより、必要な機能をすべて実現できる必要があります。たとえば、Car UI ライブラリは、戻る、閉じる、検索、メニューなどの標準のアイコンを備えています。リソースが不足している、または備えているコンポーネントでは実現できない機能があることが判明した場合は、Android Automotive パートナー エンジニアリングにお問い合わせください。